君はポンテギを食えるか!?
明日からお盆休みに入るぞってときの先週金曜日。
上司3名と昼食へ。
私の職場では、地方出身者が数名いて、しかも年配の方なので昔食べていた物がよく話題になる。
たとえば、いなご、ザザ虫、蜂の子等々。
というわけで、その日は虫を食べに行った。
韓国料理やで蚕のさなぎを注文。
食べたら元気になるらしい。
名前は「ポンテギ」。
ほう、カワイイ名ではないか。
で、
出てきたのはこれ。
目が点。
一応箸でつまんだものの、ジッと見たまま止まってしまった。
つまんだ手前戻すことができず、けれどつまんだものがあまりにリアルだったので目をそらすこともできず…。
わかるでしょうか、この気持ち。
上司は普通に食べていた。
「これは、あんまり香ばしくないね」と言いながら普通に食べていた。
「うす味のエビだよ」と言って普通に食べていた。
「こいつ、バルタン星人みたいな顔してるんだよ」と言って普通に食べていた。
よし、これは、うす味のエビだ、エビなんだ、と思ってみたがどうしても手が動かず。
本多勝一さんだって僻地へ取材に行ったときは、
生肉を食べて、さなぎを食べて、なるべく現地の人々と同じ生活をすると書いていた。
それは取材において重要だと書いていた。
よし、本多さんも食べた、私も食べよう、と思ったけど、
ここはべつに僻地でもないし、ましてや日本にある韓国料理屋、つまり韓国でもない。
さらに私は取材でもなんでもなくただ上司と昼食を取っているだけだ。
やはり手は動かず。
もう、つべこべ言わず食べよう。
………(-_-)ゴクリ
ひとつ食べて終了。
けれど、ひとつ食べたのだ。
そういえば、中学の英語の教科書で、KumiとKenがOctopusを食べるのを見て、Emillyは仰天していた。
私たちが普通だと思い、好んで食べるものは、世界にいる誰かにとっては普通に食べるものではない。
食べ物でなくても、私たちが普通だと思っていることが、世界にいる誰かにとっては、普通ではない。
そんなことがたくさんあるのだろう。
ああ、世界はなんて、なんて広いのだ!
って話が飛びすぎ。
とりあえず、仕事中ではあるけれども、ポンテギくんをビールで胃袋まで流し込み落ちついた。
そんなわけで、昨日から会社はお盆休み。
しかし、なにかしらイベントが多いこの時期。
この時期に休むわけにはいかぬ。
どんなに暑くとも、なにがあろうとも、私は元気に過ごせるはずだ。
だって、私はあんなにがんばってポンテギを、蚕のサナギを、食べたのだから。
上司3名と昼食へ。
私の職場では、地方出身者が数名いて、しかも年配の方なので昔食べていた物がよく話題になる。
たとえば、いなご、ザザ虫、蜂の子等々。
というわけで、その日は虫を食べに行った。
韓国料理やで蚕のさなぎを注文。
食べたら元気になるらしい。
名前は「ポンテギ」。
ほう、カワイイ名ではないか。
で、
出てきたのはこれ。
目が点。
一応箸でつまんだものの、ジッと見たまま止まってしまった。
つまんだ手前戻すことができず、けれどつまんだものがあまりにリアルだったので目をそらすこともできず…。
わかるでしょうか、この気持ち。
上司は普通に食べていた。
「これは、あんまり香ばしくないね」と言いながら普通に食べていた。
「うす味のエビだよ」と言って普通に食べていた。
「こいつ、バルタン星人みたいな顔してるんだよ」と言って普通に食べていた。
よし、これは、うす味のエビだ、エビなんだ、と思ってみたがどうしても手が動かず。
本多勝一さんだって僻地へ取材に行ったときは、
生肉を食べて、さなぎを食べて、なるべく現地の人々と同じ生活をすると書いていた。
それは取材において重要だと書いていた。
よし、本多さんも食べた、私も食べよう、と思ったけど、
ここはべつに僻地でもないし、ましてや日本にある韓国料理屋、つまり韓国でもない。
さらに私は取材でもなんでもなくただ上司と昼食を取っているだけだ。
やはり手は動かず。
もう、つべこべ言わず食べよう。
………(-_-)ゴクリ
ひとつ食べて終了。
けれど、ひとつ食べたのだ。
そういえば、中学の英語の教科書で、KumiとKenがOctopusを食べるのを見て、Emillyは仰天していた。
私たちが普通だと思い、好んで食べるものは、世界にいる誰かにとっては普通に食べるものではない。
食べ物でなくても、私たちが普通だと思っていることが、世界にいる誰かにとっては、普通ではない。
そんなことがたくさんあるのだろう。
ああ、世界はなんて、なんて広いのだ!
って話が飛びすぎ。
とりあえず、仕事中ではあるけれども、ポンテギくんをビールで胃袋まで流し込み落ちついた。
そんなわけで、昨日から会社はお盆休み。
しかし、なにかしらイベントが多いこの時期。
この時期に休むわけにはいかぬ。
どんなに暑くとも、なにがあろうとも、私は元気に過ごせるはずだ。
だって、私はあんなにがんばってポンテギを、蚕のサナギを、食べたのだから。
by fuyucology9
| 2007-08-12 08:51
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